お知らせ
ファンタシースター 大辞典はPukiWiki版に移転しました。
また、PSO2:NGSの攻略情報はPSO2:NGS 攻略Wikiをご覧ください。

ダークファルス

提供: ファンタシースター 大辞典
ナビゲーションに移動 検索に移動
The printable version is no longer supported and may have rendering errors. Please update your browser bookmarks and please use the default browser print function instead.

概要

ファンタシースターシリーズにおける共通の敵。
いつの時代、どこの太陽系とも関係なく、どこにでも現れる。
共通しているのは、『千年周期で封印が弱まり、復活する』、『遺跡に封印されている』、『顕現するためには依り代が必要』ということ。
依り代の数だけ顕現可能なため、複数の亜種や別形状が作中で同時に存在することもある。

4部作の頃は、一般的なファンタジー世界の大魔王や魔王的な位置づけだったが(深遠なる闇から生み出された手下的な存在という意味で)、
ファンタシースターオンライン』の辺りからは深遠なる闇と同等の巨悪へと格上げされている。
後続作品の『ファンタシースターオンライン2』では4部作の頃のような魔王的キャラクターへと印象が戻っている。

ファンタシースター4部作

太古に光の精神生命体との戦いに敗れ「アルゴル太陽系」に封印された精神生命体『深遠なる闇』から誕生した存在。
千年周期で封印が弱まった際に深遠なる闇の憎悪の念が実体化したものがダークファルスである。

また『ファンタシースターⅢ』のエンディングの1つにおいて過去の地球アルゴルに関する知識がもたらされ、その後の研究によって人工的に誕生した個体がいるという説[1]もある。

ファンタシースターオンライン

『光ありて 影を成し 対ありて 対無く 不在の在
 かかる姿の 転生の 宴 無限なる 律 ここに 印 結びなさん
 ムゥト ディッツ ポウム…』'

惑星ラグオルの遺跡に封印されていた。
千年周期が近づいており、ラグオルに到着したパイオニア1の乗員達の精神を侵食し、彼らを操って封印を解かせた。
完全な復活体ではなかったため撃退に成功したが、調査団の指揮官「ヒースクリフ・フロウウェン」が「D因子」に侵食されてしまう。
D因子に侵食されたフロウウェンは緊急治療を受けるが、既に遺伝子まで汚染されていることが発覚。
フロウウェンは[[移民第2陣>ps/パイオニア2]]の中止提言を条件に自ら生体実験のモルモットとしてその身を差し出し、海底のプラントに収容されることとなる。
これによりプラントで行われていた生体実験郡は飛躍的に進歩したが、フロウウェンを母体とした融合計画 (プロトファルス計画) は
撃退したダークファルスの力が増大し、復活が近づくにつれ融合体の暴走が激しくなっていったため頓挫。
融合の被験体となったフロウウェンは、そのまま海底プラントの廃棄場に投棄されることとなる。
この段階になって、危険を重く見たパイオニア1により復活したダークファルスの殲滅が決定されたが最奥部に到着することもままならないまま
戦力を消費、戦闘の激化する中でその負の意志に反応したダークファルスの力によって惑星表面まで届く大爆発「ブルーバースト」が引き起こされてしまう。
これと同時期、フロウウェンが交換条件として提示していたはずの移民中止勧告と遺言が隠蔽されていたために、移民第2陣パイオニア2が到着することになった。

プレイヤーがEPISODEⅠの遺跡最深部(封印空間)で戦うことになるダークファルスは、「リコ・タイレル」を依り代に顕現しており、第一形態から第三形態まで変化する。
第三形態のダークファルスを取り巻く魔法陣には“NAMUAMIDABUTU”、“DARK.FALZ.FAIZ.03”という文字が浮かび上がり、封印がまだ生きていることを示している。
ノーマル〜ベリーハードモードは第二形態まで、アルティメットモードでは第三形態と戦うことができる。

またEPISODEⅡにて、ガル・ダ・バル島海底プラント廃棄場に出現した「オルガ・フロウ」は、D因子に侵食されたフロウウェンの成れの果てであり機械とD型寄生細胞が融合した事実上の人工ダークファルス。

なお、ラグオルの地にある封印の石碑「ムゥト」「ディッツ」「ポウム」は、かつて『深遠なる闇』を封じたアルゴル太陽系の「モタビア」「デゾリス」「パルマ」の三惑星に対応している。

ファンタシースターユニバース

1万8000年前に復活し、グラール太陽系旧文明を滅ぼした。
彼らはダークファルスをリュクロスに封印したが、歪曲空間に逃れ、Aフォトン(アドバンスド・フォトン)リアクターに寄生し、長い年月をかけて現代に復活。
「ディー・ロレイ」という個体と、HIVEにいる人造の劣化コピー版「ダルク・ファキス」、そしてハウザーが復活させたダークファルスが存在する。
最終戦後に見れるダークファルスの記憶的なもの(ファルス・メモリア)には、アルゴル太陽系ラグオルとの繋がりを示唆するような映像が浮かび上がっている。
本作ではダークファルスを「SEED」という闇の神、PSOの「D因子」のような侵食フォトンを「SEED因子」または「SEEDウイルス」と呼んでいる。

戦闘BGMは『Fight The Vicious Fate』、『The Last Story』。
ダルク・ファキスの方は『The Hunt-The End of Planets-』と『The Vibe-The End of Planets-』。

ファンタシースターポータブル2

VR空間、そしてストーリー10章Act1にて、亜空間の中にのみ出現する。
ハウザーが復活させたダークファルスと同じ形態のものだが、実体ではなく残留思念のようなもの。

ファンタシースターポータブル2 インフィニティ

ファンタシースターポータブル2 インフィニティ』において出現した「ダークファルス・ディオス」は、世界中から集めたダークファルスの残滓から誕生したもので、聖櫃クロウリィに完全封印された。
依り代となっている人物は、プレイヤーのそれまでの選択で決定される。

戦闘BGMは、第一形態が『la DIOS Arrancar』、第二形態が『el DIOS Despertar』。

ファンタシースターZERO

200年前に「大空白」と呼ばれる大破壊を引き起こし、のアルカプラントにある生体コンピュータ「マザートリニティ」を依り代とし、ニューマン達を洗脳・扇動して地球の文明を滅ぼそうとしている。
ストーリークリア後のイベントで、『ファンタシースターオンライン』との繋がりが明かされた。

ファンタシースターオンライン2

PSO2』EPISODE1&2設定資料集によると、「【深遠なる闇】が生み出した存在で、ダーカーと異なり、個体ごとに意志(自我)を持つ」とある。
フォトナーアークスを依り代として顕現しており、依り代の人格や自我の影響を強く受ける。
特に、【巨躯】【敗者】にはその傾向が強く表れている。
シリーズ作品中、一つの作品内に登場したダークファルスの数が最も多いのも特徴。

IDOLA

ラテン語で「偶像」を意味する。
初出は『ファンタシースターオンライン』のダークファルス戦から。
以降、シリーズを通してダークファルスおよびダークファルスに関連したラスボス戦の曲名につけられている。

なお、エルダー前哨戦であるファルス・アーム戦「猛る黒曜の暴腕」の第4段階目BGM『FalzArm -LastEngage-』には、『Cry, for "IDOLA" the holy』のアレンジが入っている。


これら『IDOLA』の作曲は、すべて「小林 秀聡」。

注釈

  1. 脚注:公式に発言されたものではなく、あくまでも考察で有力と思われている仮説

関連項目

外部リンク

下記はいずれもPSO2 wikiのページ

参考資料

テンプレート:エネミー