「ヒースクリフ・フロウウェン」の版間の差分
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また、2016年1月27日より「ラグオルメモリ」での交換アイテム(アクセサリー)として「フロウウェンの盾」と上記コスチューム&髪型&アクセサリーが配信されている。 | また、2016年1月27日より「ラグオルメモリ」での交換アイテム(アクセサリー)として「フロウウェンの盾」と上記コスチューム&髪型&アクセサリーが配信されている。 |
2016年5月14日 (土) 22:45時点における最新版
…これを誰が 聞くことになるのかは わからんが…
この惑星ラグオルの 真実の姿の記録として これをここに残す。
オレの名はフロウウェン。
パイオニア1陸軍副司令官 ヒースクリフ=フロウウェンだ。
項目 | 詳細 |
---|---|
種族 | ヒューマン |
クラス | ハンター |
職業 | 陸軍 副司令官 |
武器 | フロウウェンの大剣 |
年齢 | ?歳 |
CV | 若本 規夫(PSPo2i時) |
概要
フルネームは「ヒースクリフ・フロウウェン」。通称「白髪公」。
パイオニア1に搭乗していた陸軍副司令官で、退役が近い。
「三英雄」の一人で、『ファンタシースターオンライン』EPISODEⅡの重要人物。
移民第2陣「パイオニア2」が惑星ラグオルの衛星軌道上に到着する前にはフロウウェンの訃報が報道されており、公的には死亡したことになっている。
だが、その後にパイオニア2のラボはフロウウェンのメッセージをリアルタイムで受信しており、その発信源が「ガル・ダ・バル島」と呼ばれる場所であることを突き止めた。
EPISODE 2では、ラボの依頼でプレイヤーはガル・ダ・バル島の『中央管理区』を訪れることになる。
だが、島全体に大掛かりなセキュリティシステムが作動中で、島の各地でセキュリティロックを解除してこなければメインゲートが開かず、中へ入ることができない。
メインゲート手前に置かれているアクセス端末で「ログ検索」したところ、メインターミナル内の「AI オル・ガ」のデータベースから一通の「メッセージログ」を入手した。
それが、フロウウェンと名乗る人物が残した最初のメッセージであり、この中央管理区、引いては物語全体の謎を紐解く鍵となる。
人物像
「三英雄」の中では現役の軍人である[1]。
武功を多く挙げた優秀な軍人で、民間人や冒険者の間でも人気が高く、フロウウェンの所持する大剣や防具のレプリカが大量に製造されているほど[2]。
性格は、どちらかというとコリン・タイレルのような堅物。
責任感も人一倍強く、それが裏目に出てしまう。
リコからも師と慕われており、自ら「赤の武器」を制作し、弟子にプレゼントしている。
人間関係
同じ「三英雄」の「ドノフ・バズ」「ゾーク・ミヤマ」とは、共に酒を酌み交わす間柄である。
フロウウェンは「アリシア」という戦災孤児を養女として引き取っていたが、調査隊の指揮官として惑星ラグオルへ向かうことになったため、ドノフに彼女を預けている。
反政府活動を計画しているゾークの身を案じている。
また、人気の高い英雄であるために、『ブラックペーパー』の狂犬キリークに個人的に目をつけられている。
ファンタシースターオンライン EPISODEⅡ
リコと同じく、直接NPCとして登場することはないが、間接的には登場してるとも言える[3]。
フロウウェンはメッセージログに軍部やラボ、政府の暗部を語る。
フロウウェンのメッセージは、ガル・ダ・バル島の海底にあるプラントの下層まで続き、最後の方は記録されたメッセージではなく、
海底の奥底から直接、現在交信中の声を受信したものであると判明する。
オルガ・フロウ
EPISODEⅡのラスボス。
ガル・ダ・バル島の海底1,000メートルの深さにある実験廃棄場の、とても深い縦穴[4]を下りていくエレベーターの上で戦うことになる。
後の作品である『PSPo2i』でも登場し、第一〜最終形態までの連戦となる。
戦闘エリアのBGMは『"IDOLA" have the immortal feather』。
ブルーバースト[5]発生よりも前のこと。
調査隊が古代宇宙船(ep1での遺跡エリア)を発掘調査中に、ダークファルスが復活しかかってしまう。
部下の多くを失いながらも奮戦し、一度はダークファルスを退けたものの、その時に負った傷口からD型因子がフロウウェンの体内に侵入。
ラボに緊急搬送され治療を受けるが、既に遺伝子レベルでの侵食が始まっていた。
ラボの長官であるオスト・ハイルはD型因子の発見に狂喜し、フロウウェンに「政府公認の実験体」となるように提案する。
つまり、フロウウェンに「死人になれ」と言ってきたのだ。
自身の肉体と精神が遅かれ早かれD型因子に喰らい尽くされるのを感じ取ったフロウウェンは、政府への交換条件を提示し承認させ、提案を承諾した。
海底プラントに移送され、D型因子の実験が始まった。
ラボの連中はフロウウェンの身体からD型因子を抽出し、次々と原生生物と融合させ、奇怪な生命体を誕生させていった。
その内の何体かが[6]プラントから脱走し、施設内は慌ただしくなった。
やがてプラントを管理するコンピュータ類もD型因子に侵食され、制御が利かなくなっていった。
オストは実験の最終段階として、フロウウェンを亜生命体のコアとし、究極の生体兵器・人工のダークファルス「オルガ・フロウ」を造りだそうとする。
すべてはこのためだ、と。フロウウェンは、ここでようやく自分がオストとラボの連中、そして政府に騙されていたことを理解する[7]。
実験が開始されたが、古代宇宙船の封印が解かれ、ダークファルスの力が以前より増大してきている。
オルガ・フロウもその影響を受け暴走、制御していた「AIオル・ガ」もD型因子に侵食されてしまい完全に制御不能となり、実験は失敗した。
その後、オルガ・フロウは海底深くの実験廃棄場に投棄処分となった。
プレイヤーがプラント下層で受信したリアルタイムメッセージが示す通り、オルガ・フロウにはフロウウェンの自我がかろうじて残っており、パイオニア2の人々、そしてダークファルスの復活と時を同じくしてそれに依り代として取り込まれたリコのことが、最後の最期まで心残りだった。
「…我ガ身ハ…」
「…無カニシテ…」
「…全テヲ持ツ…」
「…存在ト成リ果ツ…」
「…タダ今ハ…」
「…深キ淵ニテ…」
「…我ヲ滅ボス…」
「…赤キ捕ラワレ子ノ…」
「…救イ手ヲ…」
「…待ツ…」
「…コノ深キ…」
「…地ノ底デ…」
「…待ツ…」
「…ワガ名ハ…」
「…スクリフ…」
「…フロウ…」
プレイヤーがオルガ・フロウを倒した時、フロウウェンの形をした発光体が天空へ昇っていくのを観ることができる。
廃棄場の床には一本の大剣が突き刺さり、「エピローグ」と書かれた転送装置にアクセスすると、スタッフロールとEDテーマの『World with me』が流れ、EPISODEⅡのエンディングとなる[8]。
ファンタシースターポータブル2 インフィニティ
『PSPo2i』トゥルーエンド後に出現する「サイドストーリー」の『時空を超えて』に登場する。CVは若本 規夫が担当。
PSOではリコもフロウウェンも救うことができなかったが、PSPo2iではエミリアやナギサらの尽力と、何よりもパイオニア2からハンターズが駆けつけ、リコと共にオルガ・フロウと戦い、D型因子のみを破壊してフロウウェンを救うことができる。
このサイドストーリーの詳細はナギサとリコのページも参照のこと。
『時空を超えて』ではリコのパートナーカードをもらうことができるが、フロウウェンのパートナーカードは条件がかなり厳しく、マルチモード専用のミッション『マキシマムアタック∞Ⅱ』の∞ランクにてS評価を取ることで入手可能となっている。
また、ダウンロードミッションの『∞GP2ndステージ』でもオルガ・フロウがボスとなっている。
ファンタシースターオンライン2
2016年2月10日のアップデート『Reborn:EPISODE4』のイベント「ファンタシースター感謝祭2016ONLINE」で配信された「混沌導く闇の化身」「混沌産み出す闇の化身」(いずれも期間限定クエスト)にて、Eトライアル専用の共闘NPCとして愛弟子のリコと共に登場。
その他にも、『シンパシー2015』来場者特典でフロウウェンのコスチューム、髪型、ヒゲのアイテムコードが配布された。
また、2016年1月27日より「ラグオルメモリ」での交換アイテム(アクセサリー)として「フロウウェンの盾」と上記コスチューム&髪型&アクセサリーが配信されている。
備考
フロウウェンにはリコの他にも弟子がおり、それが武器製造企業「ミク社」の刀匠「ホルス・ミク」である。
ミク社製造の「フロウウェンの大剣(レプリカ)」は軍部が制作したレプリカよりも高性能でEX効果を持つ。
セクションID制により、特定のIDでしかこのレプリカ剣を拾うことはできず、ミク社製の物には『AUW3084年製 ホルス=ミク』の銘が打たれている。
『PSPo2i』では「(最終形態討伐時に落下してくる)オルガ・フロウの大剣のジャストガードに成功する」と入手できる称号「シールドアーティスト」があり、タイミングと判定もシビアなものとなっている[9]。
成功すると、ビジフォンで称号報酬の「フロウウェンの盾」が入手できる。
また、UMD版初回購入特典でフロウウェンとリコのコスチュームが入手可能だった。
オルガ・フロウ戦のBGM『"IDOLA" have the immortal feather』、『"IDOLA" have the divine blade』の作曲は小林 秀聡。
『PSO2』のダークファルス・ルーサー戦BGM『la L'inno per il "IDOLA"』には、この『"IDOLA" have the immortal feather』のアレンジが部分的に含まれている。
関連項目
注釈
- ↑ あとの2人、「ドノフ・バズ」と「ゾーク・ミヤマ」は既に軍を辞めている。
- ↑ 後の作品にも「フロウウェンの大剣」や「フロウウェンの盾」が登場している。
- ↑ 直接登場するのはプレイヤーが海底プラントに到着時で、その時は既に人の姿でなくなっていた。
- ↑ エリ・パーソンの説明では「エレベーター溝」
- ↑ セントラルドーム付近で起きた青白い大爆発現象。PSO EPISODEⅠの発端。
- ↑ デ・ロル・レやガル・グリフォンなど。
- ↑ フロウウェンの出した交換条件は政府に破棄され、この時既にパイオニア2がラグオルに向かってコーラル本星から出航している。
- ↑ アルティメットモードでは、大剣ではなくリコとフロウウェンの2人が背中合わせに佇んでいる。
- ↑ 大剣が落ちてくる演出の時にマイキャラを動かすことができる。位置はだいたいの目安で「→に1歩、↓に3歩」。この時はマイキャラの姿が見えないので足音で判断するしかない。ジャストガードのタイミングは大剣が空を切る音が3回ほど聴こえた辺り。
参考資料
- ニコニコ動画「今更誰得だ PSO実況プレイ」(ユーザー名:OKOGE)
- ニコニコ動画「ミヤタのPSO実況」(ユーザー名:anagosanmitai)
- ニコニコ動画「GC PSO EP2 Ultimate スタッフロール」『World with me』(ユーザー名:atarihazure)
©SONICTEAM / SEGA, 2000, 2003, 2004-2010
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